2011年 02月 17日
塩麹生活 |
ことの発端は
押し麦のひしお味噌を作ってみたい!というところから始まりました。
これは「お酒を楽しむ人のための簡単マクロビオティックレシピ」という本に載っていたもので、炊いた押し麦に、麹と醤油みりんなどを入れた保存食です。このために麹を買いました。
しかし、お味噌を作るとき以外使ったことのない麹、案の定余ってしまった。
これをいったいどうしたものか・・・
考えあぐねていた時に見つけたのが「麹のレシピ」という本。
その中に塩麹が載っていたのです。
塩麹とは、麹に塩と水を混ぜて常温で1週間ほど寝かせたもの。
出来上がるまで毎日1回かき混ぜて作ります。
1回作ると冷蔵庫で保存ができるので、使いやすそうだなと思いました。
この塩麹を豚ロース肉にまぶして冷蔵庫で2日寝かせたものを
炭火であぶって食べてみました。
お、おいしい!!!!!
麹って、味噌や酒粕にも入っています。
だから味噌漬や、粕漬にした豚肉と共通した香りとうまみのようなものが感じられるのですが、この塩麹豚はもっともっと繊細で優しい味なのです。
優しい味であるのに、しっかりうまみは凝縮されていて
その場で塩を振って焼いた豚肉とは全く違う味なんです。
本に載っていた、豆腐の塩麹漬も作ってみました。
できたものをそのまま食べても美味しいのですが、
これをペーストにして食べるという方法も載っていたので、
私はサンドイッチのペーストに使ってみました。
ゾンネンブルーメンというひまわりの種入りの茶色いパンに、塩麹豆腐ペーストを塗り、ニンジンとレーズンのマヨサラダ(ソイマヨという豆乳でできたマヨネーズを使用)とオニオンスライスをサンド。
とても美味しかったので後日夫にも食べてもらったのですが、
これがなかなか好評でした。
塩麹豆腐ペーストの代わりに、以前ご紹介した豆乳ホイップクリームでも
OKですが、オイルが入っていないぶんさっぱり食べられます。
麹の本によれば、
麹とは食材を発酵させるスターターの役割をするのだとか。
今まで、少しだけ残ってしまったお肉とか豆腐など
冷蔵庫に放置されて悲しい姿で見つかることもありました。
今は残りの食材にちょっと塩麹をまぶしておけば、
時間とともに発酵してうまみが増し美味しく変身してくれるので、
以前よりずっと安心していられるのです。
ちょっと焼いてお弁当のおかずにとか、
夕食の足りないときの一品などにしています。
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by fresh-fresh
| 2011-02-17 10:15
| 家でおいしい