2015年 08月 07日
薬酒 |
先月、土用で身体が重だるく感じていたときに
中華街の薬膳のお店でお昼ご飯を食べました。
翡翠麺に生の金針菜がたくさん入った暖かい中華そばがとても体に優しかったです。
そこのメニューに薬膳のお酒がたくさん載っていました。
試しにと思ってお店の人が勧めてくれた十全大補酒を注文。
一口飲んでみると、お腹のあたりがカ~ッと熱くなるような感覚があり
身体がしゃっきりしました。
一緒にいた夫も、このお酒は養命酒みたいに甘くないから飲めると言って
時々私が注文したグラスに手を伸ばしていました。
この時、同じメニュー表に乗っていた周公百歳酒というのも
実はとっても気になっていたのですが、
それはまた次回と店を出ようとしたとき、
目に入ったのがレジの後ろに置いてあった薬酒の瓶。
そして、お酒の名前は黒いマジックの手書きでした。
どうも私たちが飲んだのはこのお店で漬けたものだったようです。
帰りに中華食材店に立ち寄ると、いろんな漢方の材料が売っていて
こういうところで材料を買って自分で漬けてみたら楽しそうだな・・・
なんて思いました。
家に帰ってしばらくの間、薬酒、薬酒と呟いていたら
夫がこれを買ってきてくれました。
養命酒から販売されている「ハーブの恵み」。
棗、シナモン、クコ、桑の実などのほか
おうち薬膳のミユコさんから摂取を勧められていた朝鮮人参も入っています。
しかも!
継続的に摂ってみたいと思っていたカルダモンも入っているんです。
日頃から食べ物を栄養に変える力が弱くて、食べても太れない体質なのですが
私の持っているアロマの本によれば、カルダモンは
「飲食物を気血に変容させる脾気を強く」し、
「体に生命力を補いながら主として胃腸の気滞からおきた消化器系症状に役立つ」
とのこと。
スパイスとしてのカルダモンの種子や、カルダモンの精油も持っているのですが、
毎日料理に使ったりマッサージしたりするのはなかなかできないことです。
こういう薬酒で手軽に続けられるのはとってもありがたい。
そんな言い訳をしつつ、夜だけでなく朝や夕方にも1杯づつ飲んじゃってます。
だって甘くておいしいんですもの。
でも今日は、さすがにそれはまずいかもと思って、朝の一杯は自粛しました。
薬とは言いつつ、一応お酒ですからね。
by fresh-fresh
| 2015-08-07 10:07
| 家でおいしい