2011年 08月 20日
箱根湿性花園 ~寒色系の花たち~ |
さて、前回に引き続き湿性花園の植物たちです。
今日はブルー系統の花を集めました。
水辺に咲いているのはコバギボウシ (Hosta albomarginata)
ユリ科の花です。
上を向いた蕾が下から順番に首を下げ開花していきます。
8月4日ではまだ蕾のほうが多かったですが、
ほころび始めているものもちらほら見かけました。
写真の中の蕾をよく見ると首を下に向けたものもありますね。
水のきらめきととブルーの花が見るからに涼しげです。
エレガントなこの花は、サワギキョウ(Lobelia sessilifolia)
キキョウ科ミゾカクシ属の植物です。
開いた花の形が園芸種のロベリアのとやっぱり似ていますね。
でも、こんなに美しくエレガントなのになんと毒草なのです。
茎を折ると分泌される乳液には
ロベリン(lobeline)というアルカロイドが含まれ
横溝正史の長編推理小説『悪魔の手毬唄』では
「お庄屋殺し」の名で登場し、場面を盛り上げたとか。
やっぱり美しい花には棘があるのですね。
言わずと知れた桔梗の花。
上のサワギキョウの同じくキキョウ科の植物ですがこちらはキキョウ属。
秋の七草のひとつです。
太い根っこを持っていてサポニンという成分を含み、
これを干して咳や痰を除く生薬とします。
美しいけれどこちらは人の役に立つんですね。
サポニンが咳や痰を鎮める・・・。
ん?
どこかで聞いたフレーズだな~と思い調べてみたらやっぱり!!
龍角散の成分のひとつなのでした。
ヒメトラノオです。
学名は Veronica rotunda var. petiolata
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草です。
優しくはかなげな雰囲気を漂わせていますが、
花言葉は”利発さ”。
ちょっと意外な感じがしました。
今日はブルー系統の花を集めました。
水辺に咲いているのはコバギボウシ (Hosta albomarginata)
ユリ科の花です。
上を向いた蕾が下から順番に首を下げ開花していきます。
8月4日ではまだ蕾のほうが多かったですが、
ほころび始めているものもちらほら見かけました。
写真の中の蕾をよく見ると首を下に向けたものもありますね。
水のきらめきととブルーの花が見るからに涼しげです。
エレガントなこの花は、サワギキョウ(Lobelia sessilifolia)
キキョウ科ミゾカクシ属の植物です。
開いた花の形が園芸種のロベリアのとやっぱり似ていますね。
でも、こんなに美しくエレガントなのになんと毒草なのです。
茎を折ると分泌される乳液には
ロベリン(lobeline)というアルカロイドが含まれ
横溝正史の長編推理小説『悪魔の手毬唄』では
「お庄屋殺し」の名で登場し、場面を盛り上げたとか。
やっぱり美しい花には棘があるのですね。
言わずと知れた桔梗の花。
上のサワギキョウの同じくキキョウ科の植物ですがこちらはキキョウ属。
秋の七草のひとつです。
太い根っこを持っていてサポニンという成分を含み、
これを干して咳や痰を除く生薬とします。
美しいけれどこちらは人の役に立つんですね。
サポニンが咳や痰を鎮める・・・。
ん?
どこかで聞いたフレーズだな~と思い調べてみたらやっぱり!!
龍角散の成分のひとつなのでした。
ヒメトラノオです。
学名は Veronica rotunda var. petiolata
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草です。
優しくはかなげな雰囲気を漂わせていますが、
花言葉は”利発さ”。
ちょっと意外な感じがしました。
by fresh-fresh
| 2011-08-20 10:29
| 植物のある風景