2011年 04月 14日
子供時代にgood bye |
相互リンクをしている “森の暮らし たいまぐら便り” のchihoさんが、
被災地の子供たちに絵本を届けたいと言う日記を書かれているのを見て、これだったら私にも協力できそうと思いました。
近所の子育て時代の友人にも声をかけて、60冊近くが集まったので、週末に送ろうと思ってます。
今、息子は17歳。高校三年生です。
背も大きくなり、声変わりもし、最近は髭まで生えてきました。
パソコンの後ろ側の壁に小学校の頃の写真を飾ってますが、
あの頃は本当に可愛かったなぁと懐かしく思い出します。
彼が子供の頃、私はすごくいいお母さんというわけではなかったなと
思っているんです。
自分の時間が必要なタイプだったし、ママ友との付き合いは下手だったし、
お裁縫が苦手で、入園入学の手作り品は外で買ったりしてできるだけ手を抜いてました。
男の子の子育てはなんだか難しく感じられて、始終イライラしていたような気がします。
そんな私でしたが自分の好きな料理、読書については
わりと一生懸命やった、と思ってます。
夜寝る前の本の読み聞かせは私も楽しかったし、
息子も楽しみにしてました。
私が子供のころ好きだった本は
やっぱり女の子が好むタイプのものだったようです。
この本好きだったのよね~と買い与えた本に
好反応が返ってこないこともよくありました。
それで、男の子が主人公で冒険心を掻き立てるような本はないかな?!と
本屋で1時間以上も粘って探したのが写真の本です。
”エルマーの冒険” シリーズと、”ルイスと魔法使い協会” シリーズ。
息子も、この物語はとても気に入って、何度か読み返したと記憶してます。
読書は多分息子のツボにはまったのでしょう、
今も本好きで、しょっちゅう本屋に入り浸ってます。
ジュンクの店員さんにも顔を覚えられているらしい。
今回、被災地に送る本を選ぶときに
思い入れの深いものについてはどうしようかとても迷いました。
エルマーとルイスのシリーズも、息子より私のほうが思い入れがあり、
これ送っていいよと言われた時には、
かなりさびしい気持ちになったものです。
でも、思い出の本をとっておいて昔を懐かしむよりも、
この本を読んで読書好きになってくれた息子がここにいるのだから
これこそが私の子育ての結果。
だから物に執着するのはやめよう。
そう考えて、本を送ることに決めました。
子供時代に、さよならの気分です。
by fresh-fresh
| 2011-04-14 14:35
| 日々のこと