2010年 07月 29日
八ヶ岳*夏の思い出 |
息子が小学生のころ、夏休みというと八ヶ岳に出かけていました。
緑が多くて、水がきれいで、野菜がおいしくて。
そんな八ヶ岳の自然が好きで、
息子をキープ協会の子供キャンプに参加させていました。
その頃出会ったのが、小渕沢に住む陶芸家の森下真吾さん。
夫と年が同じ、子供も学年が一緒で同じ男の子ということもあり、
八ヶ岳に行くと息子を連れてアトリエに遊びに行っていました。
アトリエでは、子供たちを陶土で遊ばせてくれて
できた作品に釉薬をかけ窯で焼いて送ってくれました。
上の写真は、息子が真吾さんのアトリエで作った怪獣です。
4年前、八ヶ岳に遊びに行ったときに
息子が腕の骨を折ってしまったことがありました。
慌てて教えてもらった病院に行って応急処置を受け、
夫が宿に荷物を取りに行っている間
息子と二人心細い気持で病院で待っていました。
その時、真吾さんが病院まで駆けつけてくれて
夫が戻る間自宅で休ませてくれました。
旅先での大怪我で意気消沈している私たちが
それでどれだけ救われたことか。
息子はその頃好きだった将棋に夢中になってしまい、骨折した夏休み以来、八ヶ岳には遊びに行かなくなりました。
夏休みは将棋のイベントが結構多いのです。
この前、突然夫が
“真吾さんどうしているかなぁ”と
小田原からお菓子を送ったのです。
そのお返しにと届いた小包。
中には真吾さんの作品が
入っていました。
一輪ざしです。
真吾さんらしいザックリとした部分を残しながら
繊細さも兼ね備えたデザイン。
ダンスをイメージしているそうです。
艶やかな顔や手足の質感に合わせて
やはり艶があり、はっきりした形の葉っぱを生けてみたくなりました。
庭からアメリカイワナンテンを一本採ってきて挿してみると
とてもいい感じです。
我が家で使っている湯呑は真吾さんの作品です。
これでいつもほうじ茶を頂いてます。
今年は秋頃、小渕沢を訪ねてみたいな・・・なんて考えています。
来週から旅行に出かけます。
しばらくブログも夏休みです。
皆さんお体気をつけて。
by fresh-fresh
| 2010-07-29 11:37
| 花あしらい